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2025.12.22
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【「総務アワード2025LIVEイベント」登壇レポート】当社代表が応募施策から感じた総務の可能性

総務コンサルティング・アウトソーシングによる総務変革を通じて企業の「働く」を元気にする株式会社ゼロイン(本社:東京都千代田区内幸町)の代表取締役 大條充能が、株式会社月刊総務が主催する「総務アワード2025 LIVEイベント」に審査員として登壇しました。

イベント当日は、1次審査から3次審査を勝ち抜いたファイナリスト企業による5施策のプレゼンテーションが行われました。大條はファイナリストのプレゼンテーションに対する講評を行いました。また、表彰式後に行われた審査員によるトークセッションでは、総務が自律的に行動することで開かれる今後の可能性について、当社が新たな総務の役割として定義する「カルチャーデザイナー」を絡めながら語りました 。

■大條のコメント(トークセッションより抜粋)
テーマ:「審査を通しての気づきと今後の総務への期待」

Q. 事前に審査した応募施策を含め、今回の審査を通じてどんなことを感じたか?
1998年にゼロインを設立した当時、世の中の総務はトップダウン型の傾向にありました。しかし、ゼロインでは組織運営にボトムアップ型を取り入れることで、社員の自律性を高め、周囲の社員を巻き込みながら会社のカルチャーを創り上げることに取り組んできました。今回の「総務アワード2025」の審査を通じて、ボトムアップ型の企業が増えてきたことを感じました。

Q. 応募施策から読み解ける、総務の課題やテーマは?
社内で偶発的な出会いを起こすための、斜めのコミュニケーション機会が不足していることは課題です。私は新卒で入社したリクルートの総務で、斜めのコミュニケーションを創出することの重要性を江副氏(株式会社リクルート創業者)から学びました。偶発的なコミュニケーションは、その組織で働く人のキャリア形成や自由闊達な企業文化の醸成につながります。今後の総務では、部門を横断したコミュニケーション機会をいかに創出できるかが鍵になると考えています。

Q. 応募施策の中で、特に印象に残ったものは?
パナソニックITS株式会社が取り組んだ、SNSを駆使して社員の家族を巻き込みながらエンゲージメントを高めた施策に感銘を受けました。発表された方が楽しみながら取り組んでいることも強く伝わってきました。

株式会社JERAの、「総務が会社を強くする」という力強いコンセプトにも感動しました。これはゼロインが打ち出している「カルチャーデザイン」にも通ずるものがあります。社員が能動的に動き出すことが、本質的なエンゲージメントにつながります。

Q. これからの総務部の可能性について
現場課題が経営課題につながることもありますが、経営がそれらの課題を正確に把握することは難しいものです。そうしたとき、現場社員の困りごとを吸い上げ、経営課題として経営陣に提案し、改善していくことが総務の本質的な価値となります。この取り組みが、総務を戦略的なものへと進化させ、総務の可能性を広げることに直結します。

■「総務アワード2025 LIVEイベント」について
特設サイトから、審査結果やイベント当日のアーカイブ動画をご覧いただけます。
特設サイト:https://award.g-soumu.com/

■株式会社ゼロインについて
株式会社ゼロインは、日本初の総務アウトソーシングを主事業とする会社として、1998年に設立されました。現在は管理部門の“ありたい姿”を実現するアウトソーシング事業、オフィス移転やレイアウト変更などのファシリティデザイン事業、従業員エンゲージメントを高めるインナーブランディング事業と、「人と組織」の領域において3事業でサービス展開しています。組織で働く一人ひとりがより良い仕事を生み出せるよう、「すべての“働く”を元気にする」を企業理念に掲げ、お客様の真の目的を見極めながら課題解決を行っています。

■会社概要
社名:株式会社ゼロイン
設立:1998年2月2日
代表:代表取締役社長 兼 CEO 大條 充能
本社:〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-5-2 内幸町平和ビル20F
資本金:3,690万円
従業員数:197名(2025年4月時点)